白馬通信 vol.10【フリースタイルスキー・モーグル選手の山口卓也さんvol.2】

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ウインタースポーツと食事学 コラム

白馬通信 vol.10 【フリースタイルスキー・モーグル選手の山口卓也さん vol.2】


こんにちは♪
Jr.アスリートフードマイスター&Jr.野菜ソムリエ 白馬モンビエのmonmamaこと 北沢節子です。


みなさんは「ロゲイニング」という競技をご存知ですか?

地図とコンパスを使って、山野に多数設置されたチェックポイントをできるだけ多く制限時間内にまわり、得られた点数を競う野外スポーツです。


オリエンテーリングにも似ていますが、チェックポイントが多い事、チェックポイントを辿る順序が決められていないという違いがあります。


制限時間は2~48時間とさまざま。
子供からお年寄りまで制限がなく、2~5名のチームで競技します。

先日6月中旬に白馬岩岳で第2回目のロゲイニング大会が開催されました。
昨年の第1回よりも参加者が激増! およそ200名を超えるロゲイナーが集結し、3時間の時間制限でポイントを競い合いました。


3時間の競技では、時間が短いだけに走る速さが重要になってきます。上位はトレイルランナーの方が占めたようです。 

普段は孤独にトレランやマラソンをしている方も、チームで走る楽しさ、高得点を稼ぐコース取りを考えながら山野を走るのは新鮮で楽しいようです。

ぜひ皆さんも機会があれば雪のないゲレンデを駆け巡ってみてはいかが♪


これからの季節、白馬の各スキー場では高山植物のお花が楽しめる「白馬花三昧」というイベントが行われます。

冬とはまったく違った顔を覗かせる夏のゲレンデに、ぜひ足を運んでみてください。
自然の素晴らしさ&四季のあることの素晴らしさを感じられることでしょう♪


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さて前回の「白馬通信 vol.10」の引き続き〜

現役フリースタイルスキー モーグル選手の山口卓也選手のご両親にお伺いしたお話しの第2弾です。


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山口選手が参加している全日本ナショナルチームのヘッドコーチは、フィンランド出身でワールドカップ・世界選手権・オリンピックの3大会を制し、長野オリンピックでは銀メダルを受賞した経験もあるフリースタイルスキー界では屈指の選手でした。


コーチはご自身の経験からオリンピックを目指ざす若い選手たちに、食事や栄養に関する指導もしていらっしゃるようです。

・栄養素はサプリメントに頼らず食事からバランスよく摂取すること。

・合宿中はジャンクフード・ファストフード・清涼飲料水を禁止。

・合宿中はもちろん、合宿の前後1週間ほどはアルコールを禁止。


その中で、こんなエピソードも…、

合宿中に選手が間食でジャンクフードを食べているのを見て、コーチは選手に「君はそんな物を食べて、大会でいい成績を取れると思っているのか? トップ選手としての意識が甘い。」 ということを言われたそうです。

トップ選手を育てるため、自分にも選手にも厳しくされている様子が伝わりますね。


ではなぜ? ジャンクフードがアスリートには良くないのでしょう?

「ジャンク」とは「がらくた」や「屑」という意味。
栄養素であるビタミンやミネラルや食物繊維があまり含まれない食品で、その反対で食品添加物が多く含まれている食べ物のことです。  ジャンクフードの中にファストフードも清涼飲料水も含まれます。


しかしジャンクフードは、それら食べることで嗜好食品への欲求が満たされ、精神的に落ち着く、ストレスが解消されるという利点もあります。


ですがトップを目指すアスリートには、次に挙げるような影響が考えられます。

1:ジャンクフードを食べることで食事量が減り、適切な栄養がバランス摂取できなくなる。

2:カップ麺などジャンクフードに多く含まれる「リン」は過剰に摂ると、カルシウムの吸着を阻害する。

3:清涼飲料水に含まれる大量の糖分が食欲を減退させる。

4:ジャンクフードに多く含まれる塩分や食品添加物は、腎臓・肝臓の機能を低下させ、血液の質を悪くする。そのことで新鮮な酸素が体内を巡りづらくなる。


これらはいずれも、すぐさま悪影響や変化はみられませんが、ジャンクフードを食べ続ける事でアスリートのパフォーマンスを下げる要因と考えられています。

また「酵素栄養学」では、食品添加物はエネルギー代謝を低下させると考えられています。 やはり選手にはオススメできない食品であることに変わりはないようです。


さて、山口選手が食事指導を受けているのは、国立スポーツ科学センターの栄養指導の方。
食事の際に管理栄養士さんに相談し、選手一人一人にあった栄養指導がなさられているそうです。 
また食堂では食べたメニューは毎食記録され、栄養面で改善しなければいけない点など指導項目が各選手個人にデータとして渡されます。


ちなみに山口選手は2点ほど食事アドバイスがあったようです。

一つは食事時間をもう少し長くとるように!
時間を長くするには、食べる量を増やす事や、咀嚼回数を増やしゆっくり食べる事でもあります。

咀嚼(そしゃく)回数を増やすと唾液による消化を促進させ、より細かく砕かれた食べ物は胃の中での消化の負担を軽減してくれます。 栄養素を効率よく摂り込むのにも関わってきますね。 


もう1点は、栄養バランスは良いのですが、もう少し食事量を増やすように指導されたそう。
ご本人は「これ以上食べられない!無理!」とおっしゃていたそうですが、運動量の多い選手は身体を作るため、疲労回復のため、かなりのエネルギーと栄養素が必要になるんですね。


将来有望な山口選手には、たくさん食べて健康な身体と丈夫な骨、しなやかな筋肉を維持して、これからも頑張って欲しいと思います。

「コーク1080」キレのあるジャンプと回転を楽しみにしています♪


前回と今回は、インタビューにお答えてくださった山口選手のご両親さま。
貴重なお時間をいただいた事に感謝したいと思います。 ありがとうございました。


山口卓也選手の応援サイト⇒

http://www.athleteyell.jp/yamaguchi_takuya/


参考文献 「アスリートの食事と栄養」 

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今回は、山口選手が遠征に出かける前に食べるという「パワー全開!

ガーリックの効いたホタテの冷製パスタ」のレシピをアレンジしてご紹介します♪


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【材料】 2人分

パスタ         200g
ホタテ(刺身用)   4個

●オリーブオイル※ 大さじ2
●レモン 1/4個
●塩・胡椒      適量
完熟トマト       3個
おろしにんにく    1片
○オリーブオイル※大さじ2  
○レモン果汁    1/4個
○はちみつ     小さじ1/2
○塩          適量
○黒胡椒       適量
 パスタを茹でる塩  軽くひとにぎり
ゆで卵         飾り用 
バジル         飾り用

※エクストラバージンオリーブオイル


【作り方】

1:ホタテは角切りにしボールに入れて、●全てを混ぜ合わせ、冷蔵庫でマリネする。
2:パスタをたっぷりの塩が入った湯で、塩味をつけながら柔らかめに茹でる。
3:パスタが茹で上がるまでに完熟トマト1個は角切りにしてボールに入れ塩・胡椒して味を馴染ませておく。
4:完熟トマト2個をおろすかまたは、ジューサーにかけて、おろしにんにくと○の材料で味を濃い目に整えておく。
5:ゆで卵をボールの目を使ってミモザにする。
6:茹で上がったパスタを冷水で冷やし、よく水を切る。
7:、6に4を混ぜ合わせ皿に盛る。
8:、1と3と5をパスタの上に散らし バジルを飾る。


【ポイント】

●冷製のパスタは冷水で占めるとさらに固くなるので、出来るだけ規定時間以上かけて柔らかく茹で上げる。

●冷製パスタはよく味が絡むカペリーニなど細いパスタが向いています。

●時間が経つと塩味がボケてしまうので 作りたては味が濃いくらいにしておくと美味しく食べられます。



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Jr.アスリートフードマイスター & Jr,野菜ソムリエ
「白馬モンビエ」のmonmama こと 北沢節子

白馬モンビエ HP: 
http://www.montbien.com/

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