香木を高く買い取ってもらうには?

骨董の香木読んで字のごとく「香りのする木」である香木。主にベトナムなど東南アジアの一部で生息する樹木を指し、現在ではお香や彫刻作品として世界中の人々を魅了しています。

日本では、西暦595年に淡路島に漂着していた木を焚くと良い香りがしたことから、香木の歴史が始まったといわれています。

香木の買取は業者に依頼するのがおすすめ

香木の鑑定香木は採取される量に限りがあることから、特に「沈香」や「伽羅」など希少価値が高い種類は、高価買取の対象になります。

しかし、その査定は簡単ではありません。香木の場合、しっかり香りが残っているものが「価値の高いもの」として扱われるのですが、香木の中には偽物が多数存在します。香木から抽出した香り成分を普通の木に染み込ませているものなどが少なくありません。

素人では香りの区別が難しいため、香木の買取査定の際は専門の査定士が在籍する業者に依頼することをおすすめします。

香木の査定ポイント

それでは、査定士たちは何をポイントにして香木の真偽を見極めているのでしょうか。
一例を紹介します。

【ポイント①】香り

香木は、現在の科学の力を持ってしても同じ香りを再現できないといいます。
本物の香りと人工的に作られた「香木風」の香りを嗅ぎ分けるには、査定士の経験が求められます。

【ポイント②】質量

本物の香木の場合、グラム単位で取引を行います。
そのため、大きく重いものであれば数百万円単位の買取価格がつくこともあります。

【ポイント③】色

天然の香木は樹脂の成分が変化する「経年変化」により、見た目の色が変わるものがあります。
この色の変化が、査定の際に重要なポイントになる場合があります。
たとえば「沈香」と呼ばれる香木は、経年変化により黒く変化しますが、黒ければ黒いほど価値が高くなるといわれています。

【ポイント④】種類

伽羅ベトナムのごく一部でしか生息しない「伽羅」は、香木の中で最も希少価値が高いといわれています。また日本人にも馴染みがある「白檀」なども、高価買取の対象になります。

そのほか、加熱すると香りを放つ沈香として、タイの「羅国」、ベトナムの「真南蛮」、スマトラ島の「寸門陀羅」、マラッカの「真那賀」「佐曽羅」があります。

伽羅・羅国・真南蛮・寸門陀羅・真那賀・佐曽羅は「六国五味」と分類され、重宝されています。

【ポイント⑤】作家の技術

加熱しなくても香る白檀などは、彫刻作品として仕上げられているケースも多く見られます。
彫刻品の場合、作家の認知度や技術も査定に影響します。

香木を高く買い取ってもらうためのポイント

香木の買取は、単にグラム単位で値段を決めるのではなく、状態や希少価値の有無なども加味して価格が決まります。
「少しでも高く売りたい!」という方こそ、保管に注意したうえで、専門の査定士が在籍する業者に買取依頼されることをおすすめします。

骨董倶楽部-ANTIQUE CLUB
タイトルとURLをコピーしました